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武装勢力「イスラム国」(ISIS)とアラブ諸国および米欧各国の戦線が拡大している。

昨年12月にイスラム国に捕虜にされた空軍パイロットが殺害されたことを受け、ヨルダンが2月に入り空爆を拡大。さらに16日には、コプト教徒のエジプト人21人の殺害映像が公開されたことに対する報復として、エジプト空軍機がリビアにあるイスラム国の訓練施設、武器庫などを空爆した。エジプトは、これがイスラム国に対する初の直接的な軍事作戦となった。

また、エジプトは米国が主導する有志国連合に対し、攻撃対象をリビアまで拡大するよう要請していると伝えられる。

イスラム国の掃討に向け、イラクとシリアを念頭に限定的ながら地上部隊派遣も含む武力行使承認決議案を議会に示したオバマ米政権は、さらなる戦線拡大を求められている形だ。

こうした情勢の下、やはり気になるのがイスラム国の戦力である。

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防空能力はぜい弱とされているイスラム国だが、前述のヨルダン軍機以外にも、複数の撃墜事例が報告されている。

使用されていると見られるのは、シリア軍から強奪したと思しき北朝鮮製の対空ミサイル。旧ソ連製の携帯型対空ミサイル「9K38 イグラ-1」(別名SA-16)をライセンス生産したものだ。

デイリーNKジャパンはこのほど、同ミサイルの試射を金正恩第1書記が直接指導する様子を収めた動画を入手した。

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