露電力会社、羅先に風力風力発電所建設へ

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北朝鮮の慢性的な電力難を現在の火力や水力で克服するのは難しいが、「風力発電」なら可能性があるのかもしれない。

ロシアの東部電力システム(VRAO)は送電線を設置してロシア極東地域の余剰電力を北朝鮮に送電する事業とは別に羅先(ラソン)経済特区への風力発電所建設を進めることを明らかにした。

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ロシアが設置を検討しているのは10メガワット(=1万キロワット)の大型風力発電設備で、日本なら2700から3400世帯の電気がまかなえる。それでも、人口20万の羅先市では不足することから、最大で20メガワットに増やす可能性も考慮されている。同社は6月までに採算性を調査するフィージビリティ・スタディを終える予定だ。