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「労働党の副部長たちは、次々に連行されて処刑される幹部達を見て震え上がって、空気を読んでいる」

北朝鮮では、張成沢氏の処刑に次いで、労働党の行政部門の高級幹部2人が姜健(カンゴン)軍官学校の射撃場で高級幹部が見守る中で銃殺に処された。

昨年10月には黄海南道(ファンヘナムド)海州(ヘジュ)市の労働党責任秘書が「党の唯一的領導体制に違反した」という理由で粛清された。

最近の大物幹部の粛清といえば、朝鮮人民軍総参謀部の辺仁善(ピョン・インソン)作戦局長と国防委員会の馬園春(マ・ウォンチュン)設計局長だ。

とりわけ馬園春は、張成沢粛清を主導した「三池淵組」の一人でもあり、金正恩時代は「明日には誰が粛清されてもおかしくない」というイメージを植え付けたことは間違いない。

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【参考記事】
北朝鮮 張成沢処刑にも関わった幹部が粛清か
張派粛清の反発懸念で速度調節

大臣レベルでも相互監視

事実、相次ぐ粛清に下級幹部たちの間には「労働党の副部長クラスがどんどんやられているが、自分たちもいつやられるかわからない」という虚脱感が漂っている。

元北朝鮮高級幹部の脱北者はRFAに対して次のように語った。