大阪鶴橋生まれの高ヨンヒ

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高ヨンヒ(高英姫)が大阪鶴橋生まれの在日朝鮮人であることは既に知られている。一時期、高ヨンヒの出自に関しては「プロレスラー高太文の娘」という説が流れていたが、この説は完全な誤りである。本紙の独自取材によって彼女は高京澤(コ・ギョンテク)の娘であることが明らかになった。

高ヨンヒの日本での朝鮮名は「高姫勲」で日本名は「高田姫」だったが、北朝鮮へ帰国後「高ヨンジャ」と名前を変え、最終的に「高ヨンヒ」の名前を使用することになる。舞踊の道に進んだ高ヨンヒは1973年に万寿台芸術団の舞踊家として来日している。

冒頭の写真は本紙が公演スケジュールを全て終え、新潟から北朝鮮へ帰る時に撮影された貴重なスナップ写真である。

「白頭の血統」に潜む不都合な真実

高ヨンヒに関しては2012年に労働党幹部向けに配布された「記録映画」が北朝鮮当局によって回収する騒ぎがあった。金正恩の母親の偶像化を目的とした記録映画だったが、一般住民にまで出回り「不都合な真実」が広まることを北朝鮮当局が恐れて回収に乗り出した。