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文殊ウォーターパークの入場料は、外国人は12ユーロだが、北朝鮮国民の場合は2ユーロ(北朝鮮ウォンで2万ウォン相当)。外国人料金に比べると安いが、それでも遊びとしては高い。

外国人旅行者の観光ガイド業をするイルクン(職員)は、そこそこ稼ぎもいいことから、ウォーターパークで遊んだりするが、多くの一般住民は高い入場料がネックで行くには躊躇するようだ。

従来の特権階層と違い、トンジュたちは「お金を儲けること」の意味を知っているだけに、北朝鮮経済をリードする重要な役割を果たしていることは間違いない。その一方で、残酷なまでの貧富の格差の象徴でもある。

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