北朝鮮が金正日の肖像画「太陽像」描いたバッジ(肖像徽章)を製作して支給し始めた。

在日本朝鮮人総連合会の機関紙、朝鮮新報は17日「将軍様の肖像徽章で喪に服す平壌市民」という題の記事で「光明星節を迎えた平壌では、金正日将軍様の太陽像が描かれた記章を胸に喪に服す市民の姿を見ることができる」と伝えた。

20120217肖像記章

朝鮮新報は「将軍様(金正日氏)の肖像徽章は光明星節に合わせて支給され、主席様(金日成氏)の肖像徽章も従来どおり支給される予定。15日に開業したハナ音楽情報センターの女性従業員はこの日朝、将軍様の肖像徽章を身につけ、初めて奉仕活動を行った」と付け加えた。

金正日バッジは50歳の誕生日である1992年2月16日を契機に万寿台創作社で製作され始めたが、金正日の反対により一部幹部への配給に留まっていた。しかし、2000年代に入って一般住民にも行き渡るようになった。

金日成バッジは1970年11月、金正日が労働党5次大会で発起して本格的に製作、支給され始めた。

金父子のバッジは労働党の宣伝煽動部で管理する。バッジを売買するのは不法だが、2000年以後は市場で活発に取り引きされている。通常、金正日バッジが金日成バッジに比べて二倍ほど高い価格で売られているという。バッジは誕生日や軍入隊の贈り物にとして人気が高い。

初めて製作された当時の金日成の肖像徽章は、口を硬く閉じた姿の金日成の姿だったが、金日成死亡の翌年1995年に明るく笑う姿の太陽像へ変更・製作された。

肖像徽章の形には、労働党旗の上に肖像画を重ねた「党紀像」、金日成社会主義青年同盟旗の形の「青年前衛像」、北朝鮮国旗と党旗が描かれた「双旗像」、製作当初の旗の形の「原形像」など種類が多様だ。

今回、朝鮮新報が紹介した金正日の肖像徽章は「党紀像」と同じ形に、金正日の太陽像が描かれていることから、金正日の死亡直後に製作されたものと見られる。

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