朝鮮新報は「将軍様(金正日氏)の肖像徽章は光明星節に合わせて支給され、主席様(金日成氏)の肖像徽章も従来どおり支給される予定。15日に開業したハナ音楽情報センターの女性従業員はこの日朝、将軍様の肖像徽章を身につけ、初めて奉仕活動を行った」と付け加えた。
金正日バッジは50歳の誕生日である1992年2月16日を契機に万寿台創作社で製作され始めたが、金正日の反対により一部幹部への配給に留まっていた。しかし、2000年代に入って一般住民にも行き渡るようになった。
金日成バッジは1970年11月、金正日が労働党5次大会で発起して本格的に製作、支給され始めた。
金父子のバッジは労働党の宣伝煽動部で管理する。バッジを売買するのは不法だが、2000年以後は市場で活発に取り引きされている。通常、金正日バッジが金日成バッジに比べて二倍ほど高い価格で売られているという。バッジは誕生日や軍入隊の贈り物にとして人気が高い。