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北朝鮮の各種の学校は、今月1日に新学期を迎えた。ところが、児童・生徒の出席率が非常に低く、当局は実態調査に乗り出した。咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

道内の小学校、中・高級中学校(中学、高校)、大学、専門学校のいずれも出席率が低いが、中でも山奥の村の小学校の児童の出席率がさらに低いことから、咸鏡北道教育部が実態調査を行った。

今月2日から4日まで行われた調査の結果、学校から報告されている出席率の数値は正しいことが確認され、3割以上の児童、生徒、学生が登校できていないことがわかった。

2年以上続いたコロナ鎖国が完全に終わっていない状態で、生活に困窮し、春窮期を迎えて日々の糧にも事欠く状況に陥った人々が増える中、子どもたちを学校にやれない状況に陥っているのだ。

(参考記事:「なんとか餓死を防ごう」食糧が底をつき始めた北朝鮮

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児童、生徒の出席に責任を持つ教師は、家庭訪問を行ってはいるものの、家庭の窮状を見ると、登校するよう説得することはとてもできず、形だけ学校に出てくるように伝えるに過ぎない。

また、貧しい家の子どもたちは、経済的に余裕のある家の子どもたちの前で萎縮してしまい、学校に行くことをためらうような状況になっている。また、情報筋は言及していないが、学費など様々な費用が払えないということも、関係しているだろう。

(参考記事:北朝鮮、無償教育のはずが教育費払えず退学続出の謎

このような出席率低下は今に始まったことではなく、1990年代以降、経済状況が悪化するたびに同じような状況が繰り返されている。

(参考記事:【崩壊した北朝鮮の教育(3)】学生労力動員の30年、出席率は6割

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