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北朝鮮で26日から、朝鮮労働党第2回初級党書記大会が開幕した。朝鮮中央通信が伝えた。同党は2016年12月に第1回全党初級党委員長大会を行った。今大会の名称は「党初級党書記大会」となっているが、2016年に続く2回目となる。

同通信によると、大会は「第1回全党初級党委員長大会以降、初級党組織の活動で収められた成果と経験、現れた欠点と原因を分析、総括し、新たな高揚期、激変期に入った朝鮮革命の要求に即して初級党活動をより改善、強化するための対策的な問題を討議することになる」という。

金正恩総書記が大会を指導するために出席し、開会の辞を述べた。

(参考記事:「党の基層組織をいっそう強化」金正恩氏、初級党書記大会で開会の辞

大会には、工場と企業所、協同農場の初級党書記、分初級党書記、省、中央機関と道・市・郡級指導的機関の初級党書記、道・市・郡党の責任活動家、党中央委員会の活動家らが出席した。

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党中央委員会政治局常務委員会委員の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記、李日煥(リ・イルファン)、金才龍(キム・ジェリョン)、呉日晶(オ・イルチョン)、金英煥(キム・ヨンファン)、チュ・チャンイルの各氏をはじめ、党中央委員会と道党委員会の責任活動家らが幹部壇についた。

趙甬元氏が報告し、「金正恩総書記が初級党の強化を全党強化のキーポイントとし、卓越した思想と精力的な指導で基層党組織建設の新たな全盛期を開いた」「各初級党組織に党の決定を無条件に貫徹する革命的気風が確立した」などと述べた。

一方、「一部の初級党組織で党と革命の切実な要求に党の活動を追いつかせない欠点が総括された」としながら、「党中央の唯一的指導体系を確立するための活動を党活動の生命線としてとらえて強く推し進めなかった問題、幹部陣容と党の隊伍を精幹化、精鋭化し、広範な大衆を党の周りに結束させる活動を着実に行えなかった問題、自分の部門、自分の単位に提示された基本革命課題の遂行に対する党の指導を正しく行えなくて党政策の貫徹に支障をきたしている問題をはじめ、一連の欠点が厳正に分析、批判された」という。

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さらに、「欠点の根本原因は、初級党書記が一つの単位の党組織に責任を持つ活動家に押し立てた党の信任と期待を忘却し、活動で主眼をとらえられずに働いているところにある」と強調した。

趙甬元氏の報告に続き、各部門の初級党書記が討論し、「一部の初級党組織で党政策の貫徹のための活動を主眼としてとらえられず、党的原則がなしに活動して単位の発展に阻害を与えた欠点が冷徹に批判、総括された」という。