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北朝鮮の金正恩党委員長が豪雨と強風の被害に見舞われた江原道(カンウォンド)金化(キマ)郡の災害復旧が行われている建設現場を現地指導した。朝鮮中央通信が2日付で伝えた。現地指導の日時は明らかにされていない。

金正恩氏が被災地を訪れるのは、この8~9月で6回目。災害対策に積極的な姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

現地指導には、朴正天(パク・チョンチョン)、李日煥(リ・イルファン)、キム・ヨンス、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金与正(キム・ヨジョン)、朴泰成(パク・テソン)、玄松月(ヒョン・ソンウォル)の各氏が同行した。金正恩氏の妹である金与正氏の動静が伝えられるのは7月27日に行われた第6回全国老兵大会以来、66日ぶりとなる。

金正恩委員長は現場を見て回り、「無から有を創造し、災いを福に転変させる人民軍の気高い精神的・道徳的風貌はこの地の全ての奇跡を生み出す根本秘訣である」と述べた。

一方、「一つ惜しいのは住宅の設計を一定の基準を定めて一律的に行ったことである」と指摘し、「克服すべき偏向的な問題と朝鮮労働党の建設政策の重要思想」について指示したという。

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また、金化郡へ行き来する路上で被害を受けた田畑の農作物の生育状況も調べ、「厳しい自然の狂乱は多いものを一瞬に押し流したが、被災地に立派な新しい住宅が建設されて自分の姿を一新し、農作物の被害を最小限にとどめて最高収穫年度に劣らない穀物の収穫を期待できるようになった」と述べた。