北朝鮮国営の朝鮮中央通信は9日、金正恩党委員長が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第810軍部隊傘下第1116号農場を現地視察したと報じた。日時は不明。
金正恩氏は2016年、2017年と同農場を現地指導し、新品種のトウモロコシを「ピョンオク9」号、試験栽培に成功した野菜に「タンベクチョ(蛋白草)」と命名していた。
(関連記事:金正恩氏、軍傘下の農場を現地指導…「新種トウモロコシ」を絶賛)同通信によると、金正恩氏は、「農業科学研究部門で、中・山間地帯と低収穫地での生産量を高められる営農方法を研究して党が提示した穀物生産目標を達成するための科学技術的保証をもたらすべきである」と強調した。
また、「今後も世界的水準の優良品種をより多く育種し、開発することで人民の食糧問題、食の問題の解決で画期的転換をもたらさなければならない」と述べた。
現地指導には、朴奉珠(パク・ポンジュ)、朴太徳(パク・テドク)、朴泰成(パク・テソン)、金与正(キム・ヨジョン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、キム・ヨンス、リ・ゾンナム、玄松月(ヒョン・ソンウォル)の各氏ら党中央委員会の幹部と北朝鮮軍総政治局の孫哲珠(ソン・チョルス)副局長が同行した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面