北朝鮮の金正恩党委員長は10日、「新兵器」の試射を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。同通信が公開した写真を見ると、新兵器は新型の短距離弾道ミサイルと見られる。

韓国軍合同参謀本部は10日、同日午前5時34分頃と同50分頃に東海岸の咸興(ハムン)付近から朝鮮半島東の海上に短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体計2発を発射したと発表。到達高度は約48キロ、飛距離は約400キロ、最大飛行速度はマッハ6.1だったという。

[caption id="attachment_125548" align="aligncenter" width="500"]北朝鮮が10日に試射した「新兵器」(2019年8月11日付朝鮮中央通信) 北朝鮮が10日に試射した「新兵器」(2019年8月11日付朝鮮中央通信)[/caption]

韓国軍はこうした飛行特性から、ロシア製「イスカンデル」の北朝鮮版として知られるKN23の可能性が高いと分析していたが、北朝鮮が公開した新兵器は形状が明らかに異なる。

同通信によれば、金正恩氏は「わが国の地形条件とチュチェ戦法の要求に即して開発された新兵器は、既存の兵器システムとは違う優れた戦術的特性を持つ兵器システムだ」と述べたという。

また、試射を通じて「新しい兵器システムの優れて威力ある設計上の要求が完ぺきに現実化されたことが実証された」としている。

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