北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は26日、海上自衛隊の護衛艦「いずも」と米空母「ロナルド・レーガン」が10~12日に南シナ海で共同訓練を行ったことを受け、「(日本の)海外膨張は自滅の道」であるとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮)論評は、「日本の振る舞いは朝鮮侵略に続けて中国大陸へ戦争を拡大していた旧日本の汚らわしい過去を連想させる」と指摘。続けて「米国を後ろ盾にして20世紀に遂げられなかった「大東亜共栄圏」の昔の夢をなんとしても実現してみようとするのが日本の反動層の下心だ」と決めつけた。
さらに「こんにちの世界は過去に日帝が大陸侵略に狂奔していた時の世界ではない」としながら、「時代錯誤の海外膨張野望の実現に飛び込むなら、それはすなわち日本の自滅につながる」と主張した。