北朝鮮の金正恩党委員長は16日、李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに、平安北道(ピョンアンブクト)の新昌(シンチャン)養魚場を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。
同養魚場は故金日成主席の指示で作られ、朝鮮人民軍の第810軍部隊が運営を担当している。また、金正日総書記の指示を受け、2009年からチョウザメの養殖を行っている。
金正恩氏は現地で「国の養魚科学技術を高い域に押し上げるうえで人民軍が多くのことをしたと述べ、全国が人民軍の模範に見習って朝鮮労働党の養魚政策を最後まで貫徹して、わが人民と人民軍軍人に美味しくて栄養価の高い魚を多く食べさせるためにあれほど気遣っていた総書記の念願を必ず実現すべきであると語った」という。
視察には崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長と金平海(キム・ピョンヘ)、呉秀容(オ・スヨン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の各氏をはじめ朝鮮労働党中央委員会の幹部らが同行した。