北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は12日、「過去清算なくして日本の未来はない」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、ドイツが今なお、ナチスによる戦争犯罪の精算に取り組んでいることに言及。一方で日本は過去清算を回避してきたとしながら、「ドイツが国際社会の認定を受けて自国の地位を高めているなら、日本は政治小者と指弾を受けながら国際社会の憤怒と呪いの的になっている」と非難した。

そのうえで論評は「過去清算をしない限り、日本の明るい未来は絶対にありえないということを日本は知るべき」と主張した。

同通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 過去清算をしない限り日本の未来はありえない

【平壌12月12日発朝鮮中央通信】先日、ドイツのベルリン―ノインキルヘン裁判所で第2次世界大戦時期に強制収容所でSS(ナチス親衛隊)警備隊分隊長を務めた戦犯に対する裁判が行われた。

ドイツでは、ナチズム・ドイツが敗北してから70余年が過ぎたが、大虐殺加担者に対する追跡と処罰が続いており、現在、複数の収容所で服務した者らに対する24件の裁判が進行中であり、このほかにも数人の犯罪者が告訴されて検討中であるという。

12日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、これは人々に特大型の反人倫犯罪には時効がなく、犯罪者は罪悪の代償を必ず払うという歴史の真理を改めて刻み付けさせていると明らかにした。

同紙は、ドイツが誠実な姿勢で過去清算の道を根気強く歩んできたなら、日本は過去清算を執ように回避する道を歩んできたとし、次のように強調した。

日本の汚らわしい行為は、血なまぐさい過去の罪悪に対する罪意識は毛頭なく、むしろ日本が他の国と民族に対する侵略に狂奔していた過去を復活させようとする野望に燃えていることをありのまま実証している。

結局、こんにち、ドイツが国際社会の認定を受けて自国の地位を高めているなら、日本は政治小者と指弾を受けながら国際社会の憤怒と呪いの的になっている。

日本が否定するとしてなくなる過去清算の義務ではなく、日本が回避するとして避けられる歴史の審判ではない。

特大型の反人倫犯罪には、時効がない。

過去清算をしない限り、日本の明るい未来は絶対にありえないということを日本は銘記すべきである。---

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