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北朝鮮で露店の取り締まりを行っている保安員と取り締まり員の賄賂の授受や恐喝が、ヤクザも驚くほどに暴力的で組織的に行われている事が明らかになった。

平壌で卸売業を営んでいるキム・スンジョン(仮名・女)氏は「平壌でも軍官や労働者層の女性らは、地方のように商売をしなければ暮らせない。市場で商売が出来ない場合には、大同江の川辺や路地で商売をするしかないのだが、商売人のカネを組織的に恐喝する保安員に対する恨みが高まっている」と話した。

同氏によれば、最近、平壌では東平壌と西平壌の境目にある大同江を中心とし川辺に露店が大きく立ち並んでいる。西側には中区域と平川区域、東に大同江、東大院、船橋区域などがある。

しかし、商売人らは取り締まりを逃れるために保安員に常設市場と同じ金額の上納金を払っている事が明らかになった。常設市場の利用料金は250ウォン水準。露天商が100人いれば25000ウォンの儲けである。