北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は23日、従軍慰安婦問題を巡り「日本は法的・道徳的責任を果たすべき」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、米サンフランシスコ市が昨年11月、市民団体寄贈の旧日本軍の従軍慰安婦像を受け入れたことで、大阪市の吉村洋文市長が今月に入り、同市との姉妹都市関係の解消に踏み切った問題に言及。

「これは、20世紀最大の人権悲話である日本軍性奴隷問題に対して日本が何の法的・道徳的責任を感じていないことはもちろん、逆に国際社会にどうのこうのというほどに日本の道徳的低劣さが極に達していることを実証している」と主張した。

そのうえで論評は、「日本は、いかなる方法でもっても20世紀最大の人権悲話の主犯であるという国際社会の認識を変えられないということを知るべき」としながら、「一日も早く謝罪と賠償で法的・道徳的責任を果たさなければならない」と強調した。

同通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 極に達している日本の道徳的低劣さ

【平壌10月23日発朝鮮中央通信】先日、日本の大阪市は米国のサンフランシスコ市との姉妹都市関係を破棄した。

原因は、サンフランシスコ市が日本軍性奴隷像を撤去すべきだという自分らの要求を受け入れないところにあった。

23日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、今回のサンフランシスコ市との摩擦は日本の道徳的低劣さがどの域に至っているのかということを赤裸々にさらけ出した契機になったと指摘し、次のように強調した。

日本が少しでも良心があり、自覚のある国なら、日本軍性奴隷問題を早急に解決すべきだという国際社会の要求がどんなに強烈であるのかをはっきり悟り、これを重く受け入れるべきであった。

しかし、日本は羞恥も知らないまま、むしろ自分の方から不愉快になってあらゆる醜態を演じた。

これは、20世紀の最大人権悲話である日本軍性奴隷問題に対して日本が何の法的・道徳的責任を感じていないことはもちろん、逆に国際社会にどうのこうのというほどに日本の道徳的低劣さが極に達していることを実証している。

日本は、いかなる方法でもっても20世紀の最大人権悲話の主犯であるという国際社会の認識を変えられないということを知らなければならない。

日本は、汚らわしい醜態で極に達している道徳的低劣さをさらけ出すのではなく、一日も早く謝罪と賠償で法的・道徳的責任を果たさなければならない。---

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