北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は20日、安倍政権が推進する憲法改正により「過去の血なまぐさい侵略の歴史が再び繰り返されかねない」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、「日本を交戦権を持つ戦争国家とし、20世紀に遂げられなかった『大東亜共栄圏』の夢を実現しようとするのが、安倍一味の醜悪な腹黒い下心」だと主張。

続けて「日本反動層の憲法改悪策動を許すなら朝鮮半島はもちろん、アジアの平和と安定が甚だしく蹂躙(じゅうりん)され、過去の血なまぐさい侵略の歴史が再び繰り返されかねないということはあまりにも明白だ」と強調した。

同通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 安倍一味の憲法改悪策動の腹黒い下心を暴露

【平壌10月20日発朝鮮中央通信】先日、安倍は記者会見でいわゆる安心できる日本をつくると出まかせにしゃべったあげく、自民党所属国会議員らと憲法改正に「邁進(まいしん)」していくと公然と言い立てた。

そうかとすれば、去る2日には極右保守人物で内閣と与党を再構成し、自民党の改憲案を提出すべきだと気炎を吐いた。

20日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、これは島国一族の残虐なざまを余地もなくさらけ出した無分別な妄動だと糾弾した。

日本を交戦権を持つ戦争国家につくり、20世紀に遂げられなかった「大東亜共栄圏」の昔の夢を実現しようとするのが、安倍一味の醜悪な腹黒い下心だと暴いた。

同紙は、日本反動層の憲法改悪策動を許すなら朝鮮半島はもちろん、アジアの平和と安定が甚だしく蹂躙(じゅうりん)され、過去の血なまぐさい侵略の歴史が再び繰り返されかねないということはあまりにも明白だとし、次のように強調した。

日本が平和と安定へ向かう情勢の流れに逆行して犯罪的な海外膨張野望の実現のために危険極まりない憲法改悪策動に執着するほど、それから与えられるのは国際社会のさらなる非難と糾弾だけである。

日本の反動層は、自分らがヒステリックに走らせる軍国主義戦争馬車が行き着く所はただ滅亡の奈落だけであることを常に銘記しなければならず、むやみに軽挙妄動してはならない。---

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