北朝鮮国営の朝鮮中央通信は23日、改めて日本人拉致問題は「解決済み」であるとする論評を配信した。

(参考記事:日本の拉致解決主張は「縁談に葬式の話」…北朝鮮メディア

論評は、河野太郎外相が最近のマレーシア、フランスとの外相会談で、北朝鮮に対する制裁を維持することと、拉致問題解決への協力を要請したことに言及。「良好な地域情勢の流れをあくまでも遮断して『日本疎外』から逃れようとする島国小心者の幼稚で卑陋(ひろう)な行動」であると誹謗した。

そのうえで「日本が現実に顔を背け、解決済みの『拉致問題』を持ち歩いても、朝鮮民族の血で塗られた日帝の過去罪悪に対する謝罪と賠償を求める世界民心の糾弾の声が高まるだけである」と主張。日朝間で優先的に解決されるべきは過去の歴史問題である、との立場を強調した。