平壌国際空港新ターミナルの設計に関して金正恩氏から厳しく叱責の上粛清され、山奥の村に追放されていた馬園春(マ・ウォンチュン)国防委員会設計局長に死亡説が浮上した。
北朝鮮情報筋が米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、革命化(一種の島流し)の処分を受けて地方に追放されていた馬園春氏が、金正恩氏からの「平壌に戻って良い」との知らせを伝え聞き、嬉しさのあまり心臓麻痺を起こして死亡したとの話が北朝鮮の幹部の間でささやかれている。
馬氏がいつどこで死亡したかについて情報筋は明らかにしていないが、北朝鮮の各種大型建設事業に貢献してきた同氏の死亡が事実だとすると、その痛手は大きいだろう。