北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は12日、「過去清算なくして日本の未来はない」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(参考記事:「日本軍が慰安婦を虐殺した映像ある」北朝鮮メディア報道)論評は、ドイツが今なお、ナチスによる戦争犯罪の精算に取り組んでいることに言及。一方で日本は過去清算を回避してきたとしながら、「ドイツが国際社会の認定を受けて自国の地位を高めているなら、日本は政治小者と指弾を受けながら国際社会の憤怒と呪いの的になっている」と非難した。
そのうえで論評は「過去清算をしない限り、日本の明るい未来は絶対にありえないということを日本は知るべき」と主張した。