北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、日本の自衛隊が各国との協力を強めていることについて「海外膨張野望」の表れであると非難する論評を配信した。
(参考記事:北朝鮮、SM3ブロック2A実験成功に反発…日米開発の新型ミサイル)論評は、防衛省が国連平和維持活動(PKO)支援のため陸自隊員らのベトナム派遣を決めたことや、自衛隊と米軍、カナダ軍が大規模な共同演習「キーンソード19」を太平洋上で行ったことに言及。
これらの目的は「世界の任意の場所で軍事作戦の遂行を容易に行い、『自衛隊』の実戦化を最終的に完成して海外膨張野望をなんとしても実現しようとすること」にあると決めつけた。