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しかし、朝鮮半島北部は元々降水量の少ない地域であるため、発電量が足りず、深刻な電力難が続いている。当局が新たに建設する発電所も、水力発電所に偏っている。見栄えがよくプロパガンダの効果が高いからと思われるが、規模の割には発電量が少なく、焼け石に水だ。

そこで、北朝鮮の人びとはソーラーパネルを買い、自家発電を行っている。30ワット用が23万5000北朝鮮ウォン(約3050円)で、コメ56キロ分に相当する高価なものだが、少しでも明るく、自由な暮らしがしたいとの思いからソーラーパネルを買うという。

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北朝鮮の人が、国に期待しないのは電気のことだけでない。