両江道当局は今年夏にも「電気の浪費をなくすことについて」という資料を配布し、住民に電気メーターを購入するように強いた。しかし、設置費を含めて30ドル(約3380円)という非常に高価なもの。ただでさえ凶作と経済制裁で生活が苦しいというのに、設置しようとする人は極めて少ない。
電力部門の幹部でさえも「電気メーターは国が無料で配給するのが筋なのに、住民に負担させようとしている、こんなプロジェクトが貫徹できるはずがない」と疑問を呈しているという。
北朝鮮当局は、主に水力発電で国内の電気の需要をまかなってきた。