それもそのはず、国から供給された電気のみならず、自家発電した電気の料金まで払えというものだからだ。
「自分がカネを出して買ったソーラーパネルで発電して電気を使っているというのに、なぜ国に電気料金を払わなければならないのか」(住民)
電気メーター設置事業は、首都平壌でも地方都市でも反発にぶち当たり、遅々として進んでいない。両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋も、このような政府の方針に対して住民から反発の声が上がっていると伝える。「不当な徴収だ」という声とともに、「自分の力で稼いで生きていく時代だ」という声も上がっているという。