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ロシア・シベリアのアムール州は、この28年で人口が24%も減少したが、その穴を埋めているのが州内に3万人いると言われている北朝鮮労働者だ。

ロシア・アムール州の通信社、アムール・インフォによると、今年も対外経済省から1430人の受け入れ枠を得た。内訳は930人が林業、387人が建設、96人が農業などだ。2018年の受け入れ枠は1028人に減らされていたが、政府の方針で取り消しになれば、深刻な労働力不足に陥る可能性があると指摘している。

ブラゴヴェシチェンスクのビジネスマンは、北朝鮮労働者を受け入れるのは単に経済的な理由によるもので、彼らは問題を起こさないため共存できると述べた。アムール川を挟んで向かい合う中国からやって来る労働者が何らかのトラブルを起こしているのか、あるいは単なる中国人への偏見故かは定かでないが、現地で北朝鮮労働者は貴重な労働力として重宝されているようだ。