韓国では、日本大使館前をはじめとする40ヶ所以上に慰安婦少女像(正式名称は平和の少女像)が建てられたのに続き、今年8月にはソウルの龍山駅前に、太平洋戦争中に日本の炭鉱などで強制労働をさせられた犠牲者を追悼する強制徴用労働者像が建てられた。
すると今度は、中国大使館前に「脱北家族像」を建てようとするキャンペーンが始まった。
韓国の保守系民間団体、「韓半島人権と統一のための弁護士の集まり(韓弁)」は、ソウルの中心部、明洞(ミョンドン)にある中国大使館前に、中国政府による脱北者の北朝鮮への強制送還をやめさせるために、このような銅像を建てる運動を進めている。