それが実現するまでには、国民投票が行われたり、選挙が行われたりして、繰り返し民意が問われるはずだ。ということは、韓国が持つことになる核兵器は、韓国国民の持ち物であり、有事の際に核兵器で北朝鮮国民を殺そうとするのも、韓国国民であるということになる。
これでは、北朝鮮国民と韓国国民の関係が、本物の「敵対関係」に陥ってしまう。
現状においては、独裁者に抑圧された北朝鮮国民の利害は、韓国や諸外国の国民の利害と対立していない。北朝鮮の独裁者を打倒することは、北朝鮮国民と諸外国の国民との共通の利益になるとも言える。