北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、韓国の文在寅政権が、北朝鮮が核・ミサイルの挑発を中断すれば対話が可能と主張していることを非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、文政権の主張に対して、「トランプ一味が先日、朝米対話の『3大条件』に打ち出した『核実験中断、弾道ミサイル試射中止、挑発的言行中断』や朴槿恵逆徒が持ち出した『先非核化』の詭弁と本質上、異なるものが一つもない」と述べた。

また、「核問題は徹底的にわれわれと米国間の問題であり、米国の反共和国敵視政策と核恐喝・威嚇が持続する限り、いつになっても解決されないということについては全世界が知っている」と強調した。

その上で、「われわれが南朝鮮のかいらいと核問題を論じることは絶対にないであろう。北南関係に対する南朝鮮当局の根本立場が正しく立たない限り、北南対話は名ばかりのうわべ飾りにすぎない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 身の程も知らない南朝鮮当局の「対話の条件」うんぬんを糾弾

【平壌8月27日発朝鮮中央通信】最近、南朝鮮の執権者が複数の機会に、「北の追加的な核・ミサイル挑発の中断」が「対話の条件」であり、それが実行される条件の下で「特使を送ることも十分に考慮」すると唱えた。

これに部下らも代わる代わる「国際的圧迫を通じた非核化」だの、「対話再開いかんは北の態度変化にかかっている」だのと言って、いわゆる「前提条件」についてけん伝している。

27日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これを掘り下げてみれば、トランプ一味が先日、朝米対話の「3大条件」に打ち出した「核実験中断、弾道ミサイル試射中止、挑発的言行中断」や朴槿恵逆徒が持ち出した「先非核化」の詭弁(きべん)と本質上、異なるものが一つもないと主張した。

また、これは先任者らの親米屈従と隷属、同族対決のバトンを受け継いだ現南朝鮮当局の属性と胎生の限界をありのまま見せるものだとし、次のように強調した。

特に、笑止千万なことは南朝鮮当局が「北核問題解決の進展」を「対話の条件」に掲げたあげく、「北核問題解決のための特使派遣」説まで流していることである。

核問題は徹底的にわれわれと米国間の問題であり、米国の反共和国敵視政策と核恐喝・威嚇が持続する限り、いつになっても解決されないということについては全世界が知っている。

すでに明白に闡明(せんめい)したが、われわれの核抑止力はいかなる対話や協商のテーブルに乗せて論じる駆け引き物ではない。

特に、われわれが南朝鮮のかいらいと核問題を論じることは絶対にないであろう。

北南関係に対する南朝鮮当局の根本立場が正しく立たない限り、北南対話は名ばかりのうわべ飾りにすぎない。

北南対話が開かれるかどうかは全的に、南朝鮮当局の態度いかんにかかっている。

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