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イ氏は今回の天安艦撃沈部隊は偵察総局だと断言した。「海軍は全面戦争を行う際には任務を受けて動く。また、海軍は装備や訓練の面で偵察総局に及ばない。作戦を成功させる為に偵察総局が動くのは当然だ。実際の指揮は偵察総局長キム・ヨンチョルが行ったのだろう。これは金正日の裁可を得てこそ可能」と話した。

「私が江陵に侵入する時にも当時の偵察局長だったキム・デシクが、全ての作戦と訓練を指揮・監督した。南に派遣される数日前にキム・デシクが赴き、金正日の親筆書を朗読し洋酒を注ぎながら『成功して帰ってきなさい』と話した。今回も同じだっただろう」と話した。しかし同氏は偵察局を指導している呉克烈(オ・グンヨル)に対し、「彼が偵察局を指導した事実は全く知らない」と話した。

イ氏は北朝鮮に人間魚雷部隊が実在すると話した。彼は「東海艦隊と西海艦隊の海上狙撃旅団所属だ。両艦隊に1部隊ずつの自爆部隊がある。最初は潜水艦に積載し特定の時点から魚雷運搬体に乗って一定の推進力を受けた後、操縦し目標物に近付いて魚雷を爆発させる。魚雷運搬者は脱出可能だと教わるが、現実的には難しいと聞いている」と話した。