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1996年9月の江陵潜水艦侵入事件で、北の武装スパイの内唯一生け捕りされた李光洙(イ・グァンス=46)氏は潜水艦(サンオ級)の操舵手であった。階級は軍官の上位で 逮捕後、イ氏は国内に定着し2005年に慶南大で修士学位を取得した事実だけが知られていた。国内外のメディアに一切出演しなかった。

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デイリーNKの取材に答えるイ・グァンス氏

そのイ氏が、デイリーNKにインタビューの意思を明らかにしてきた。イ氏は天安艦事件合同調査団が明確な証拠を示したが、韓国国内で疑惑の声が絶えない様子に胸を傷めているという。また北朝鮮の国防委が28日、『天安艦事件は捏造』と主張したことに、これ以上沈黙することが難しくなったと話した。

同氏は31日、ソウル市内の某ホテルで、偵察局での勤務経験を土台に天安艦事件に対する自身の見解をよどみなく打ち明けた。