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北朝鮮は咸鏡南道楽園郡セポ里に偵察局3基地を作り『母船-子船』部隊を配置しているという。同氏はここを訪問した当時、北朝鮮が直接造船した偽装母船を見たという。その後、機能面の問題からか再び改造を行うと聞いたが、1996年9月の南派されたので完成した母船は見ることができなかったという。

イ氏は天安艦事件の発生直後から北朝鮮の小型潜水艦の仕業を直感したという。その理由として大型潜水艦の魚雷攻撃の場合、騒音から発射後直ちに位置を把握される為だと話した。

「潜水艦で発射される魚雷は高性爆薬が1トンを越え、これを圧縮空気で押し出す際に発生する騒音がとても大きい。押し出された後にプロペラが推進体を運ぶ仕様だ。魚雷を撃つのは可能だが、発覚しやすい。対南侵入攻撃は隠密性が最も要求される為、北朝鮮がバカではなければこのような方法を使うだろうか?」と話した。

機雷の可能性に対し「音響式機雷の設置はきわめて難しく、機雷の爆発力が今回の魚雷の5倍を越える事から、今回の事件の損傷程度からこの可能性はほとんどないと見た」と話した。(続く)

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