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国連安全保障理事会で8月5日に制裁決議2371号が採択されたことを受けて、中国商務省は同月14日、北朝鮮産の鉄、鉛、海産物などの輸入を全面禁止すると発表した。これに先立つ7月末、中国当局は非公式に中国製のラベルが貼られた北朝鮮製の製品の輸入を禁じる措置を取っていた。

韓国の新東亜は、対北朝鮮ビジネスを行っている中国人ビジネスマンA氏の証言を引用し、中国当局は7月30日、中朝国境の各税関に対して北朝鮮との輸出入製品に対して原則通りに調査することを口頭で指示したと報じている。

A氏によると、税関当局はそれ以降、中国製のラベルが貼られた北朝鮮製の製品に対して「北朝鮮で作ったものなのに、なぜ中国で作ったと虚偽の表示をするのか」と通関を拒むようになった。丹東税関の保税倉庫には、中国への輸出が認められなかった北朝鮮製の製品が山積みになり、廊下にまで溢れていたという。