ロシアは今月から、ウラジオストクとその周辺地域を訪問する18カ国の国民に対して、無料でe-ビザ(電子ビザ)の発行を始めることになった。この対象には、日本、中国、そして北朝鮮が含まれている。
在日ロシア大使館のウェブサイトによると、ロシア連邦政府命令667号、692-P号に基づき、18カ国の国民が訪問4日前までにロシア外務省のウェブサイト(外部リンク)で申請すれば、入国日から8日間有効の滞在ビザが無料で発行される。申請にあたり、とくに準備すべき書類はない。実際の受付開始は8日からだ。
北朝鮮への影響は…
出入国が可能なのは、ウラジオストク空港とウラジオストク港の2ヶ所のみだ。また、滞在できる地域は、ウラジオストク市やロシア、中国、北朝鮮の3カ国が国境を接するポシェトやザルビノ港を含む沿海州の15の市に限られる。