人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

情報筋によると、このような離農は数年前から増え、日照りにより作況が悪い今年は急増している。定州では若い男性の半分以上が、家族を食べさせるために故郷を離れた。女性も同様だが、地方政府の幹部は対策を立てることができていない。

離農の最大の原因は、市場経済化の波にうまく乗った都会と、立ち遅れた農村との経済格差がますます拡大していることにある。

幹部はぬくぬくと

北朝鮮では本来、当局の許可なくしては都会への引っ越しはおろか、道の境を越えて移動することすらできない。それでも首都に対する憧れやカネを儲けたいとの心理から、当局の規制をかいくぐって平壌に住む「違法居住」が増加しているという。