北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、米国の対北朝鮮政策の変更を促す論評を配信した。

論評は、「米国防長官のマティスが軍事的方案を含むトランプ行政府の対朝鮮政策には変わりがないと力説した」としながら、これに対して「戦争狂の断末魔の発狂症だと言わざるを得ない」と非難した。

また、米中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ局長が、トランプ氏は毎日のように北朝鮮動向の報告をCIAから受けていたと述べたことを取り上げながら、「トランプ行政府の不安心理がどこからくるかというのは明白である。米国は今からでも正気に返る方がよい」と強調した。

さらに、「米国の対朝鮮核恐喝策動こそ、われわれを核保有と核戦力強化へ進ませた根本要因である」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

米国は正気に返る時になったのではないか 朝鮮中央通信社論評

【平壌6月27日発朝鮮中央通信】米国が、対朝鮮戦争冒険にしつこく執着している。

グアム付近海域に原子力潜水艦をはじめとする戦争手段を投入し、われわれを狙った米国・南朝鮮かいらい海上合同軍事演習を強行する中、13日に議会公聴会に出た米国防長官のマティスが軍事的方案を含むトランプ行政府の対朝鮮政策には変わりがないと力説した。

戦争狂の断末魔の発狂症だと言わざるを得ない。

去る5月には記者団に、「北との対決は信じがたい悲劇を生むだろう」と泣き言を言っていたマティスがまたもや軍事的恐喝を喧伝したのは、力の誇示ではなく、一種の恐怖心理による客気にすぎない。

トランプ一味は、日々強化されるわが共和国の自主と正義の力の前ではじめから一歩一歩苦杯を喫するようになると、極度にあわてふためいている。

南朝鮮占領米軍司令官なる者が「今は北に対して先制攻撃をしがたい状況」であると白状したように、前代未聞の核威嚇・恐喝と経済制裁策動にもびくともしないわれわれの非常な国力と戦略的地位によって朝米対決構図は完全に変わった。

問題は、それにこれといった対応策が米国にないというところにある。

先日、米中央情報局(CIA)局長は「トランプ大統領は一日も休まず、北朝鮮に関して聞き、米国がどう対応するかを聞いている」とし、「大統領の頭の中は北朝鮮でいっぱいだ」と言った。

トランプ行政府の不安心理がどこからくるかというのは明白である。

米国は今からでも正気に返る方がよい。

われわれの核の霊剣は、米国の対朝鮮敵視政策の直接的所産である。

米国の対朝鮮核恐喝策動こそ、われわれを核保有と核戦力強化へ進ませた根本要因である。

現米行政府が先任者らの失敗と否認できないこんにちの現実から教訓をくみ取る代わりに、相変わらず対朝鮮圧殺野望にとらわれているというところに彼らの悲劇がある。

トランプ一味は、「北朝鮮が2012年から断行した核・ミサイル活動の過半が米国・南朝鮮連合訓練期間中にあった」という国際社会の声に注意を払う方がよかろう。

米国の増大する対決騒動、圧迫騒動は、われわれのより強力な対応につながり、それは自分の最終的破滅だけを早めることになるということを銘記すべきである。

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