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民生用に使われるのは、ロシアと中国からタンカーで輸入したガソリンだ。その量はロシアが毎年20〜30万トン、中国が5〜10万トンに達し、3000トンを積載可能な石油タンカー10〜12隻で輸送している。一方、航空燃料は定期的な輸入はせず、指導部の指示があった場合に限り輸入し、量は毎年5000〜1万トンほどだった。

リ氏は、もし米国が原油の対北朝鮮輸出に対して制裁を加えたら、北朝鮮のライフラインが途絶えるも同然だと述べた。

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朝鮮労働党39号室の内情

リ氏は、自身が勤めていた朝鮮労働党39号室についても語った。