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北朝鮮が長年に渡りシンガポール企業を経由してロシアから原油を輸入していたとの証言が飛び出した。

米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、30年もの長きに渡って北朝鮮の外貨稼ぎ機関の要員として働いたリ・ジョンホ氏のインタビューを行った。

リ氏は、1998年から2004年まで朝鮮労働党39号室傘下の大興(テフン)総局で貿易管理局長を務めた後、2007年に金正恩党委員長の指名で国防委員会所属の金剛経済開発総会社の理事長になり、大興総会社の中国・大連支社長を務めていた2014年10月に脱北、韓国を経て2016年3月に米国に亡命した人物だ。

原油獲得ルート

リ氏は、北朝鮮の原油獲得ルートについてシンガポール経由のロシアと、中国の2つがあるとして、そのやり方を詳細に語った。