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リ・ファルは北朝鮮の空軍の母体になった、新義州航空隊の隊長として活動しながら、日本軍の操縦士として服務した20人余りの後輩操縦士たちとともに、北朝鮮空軍の創立を主導した。

リ・ファルは航空隊第1顧問官だったソ連空軍のマイオリ・マキシム少佐とともに、北朝鮮空軍の創立に尽力した。

日本の95式高級練習機を修理して、航空隊の新入生たちに操縦技術を教えたという。

北朝鮮は親日派を清算できなかった

北朝鮮は1948年10月に、撤収するソ連軍から渡されたIL-10、Yak-9戦闘機と、1949年に金日成がソ連を訪問して供与された戦闘機で、飛行師団を創設する。初代飛行師団長にはワン・ヨン、副師団長にはリ・ファルが任命された。ワン・ヨンはソ連軍が推薦した人物だ。