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そして、家を誰かに売り払いカネを手にする。同情心で金額に色を付けてもらえるかもしれない。そのカネで町外れのあばら家を買い、露天商を営み、貧しい暮らしを送る。もちろんすべて演技だ。

家を売ったり、商売で儲けたりして手にしたカネは、別の脱北者家族や華僑に頼んで、中国の銀行から韓国に送金する。家財道具も、北朝鮮に残して行っても役人に取られるだけなので、少しずつ処分して換金した上で送金する。このようにして、脱北後の生活資金を蓄えておくのだ。

何の準備もなしに脱北して韓国に定住した人々が、貧困層に転落し苦しい生活を強いられている現実が、北朝鮮でもある程度知れ渡っている実態がうかがえる。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)穏城(オンソン)出身の脱北者、パクさんも、次のように語る。