「危険な時期に脱北して逮捕されれば、死んだほうがまだマシだと感じるほどつらい目に遭わされる。そうならないためにも、時間をかけてじっくり脱北を準備する。それもリスキーな単独での脱北ではなく、脱北後の生活を考えて、家族で脱北する。それが最近の傾向だ」

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もっとも、すべての脱北者がこのように行動できるわけではない。経済事情が以前より改善したとは言え、食うや食わずの暮らしを強いられ、生きていくために脱北し、中国で人身売買などの被害に遭う人も依然、少なくないのだ。

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