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かいらい一味は、御用メディアを推し立てて「事故現場訪問」「救助活動督励」「失踪者家族慰め」などと言って朴槿恵をおだてあげたかとすれば、ある老人を被害者家族に変身させて焼香所に現れた朴槿恵が彼女を「慰める」姿を撮ってメディアに宣伝する弔問演出事件までつくり上げた。

朴槿恵は、「セウォル」号大惨事の真相究明と責任者処罰、「セウォル」号特別法制定について約束する「対国民談話」というものを発表したが、「実務的な解明も重要だが政務的判断が必要だ」という詭弁(きべん)を並べ立て、南朝鮮各界の特別法制定の要求にあくまでも顔を背けた。

結局、大惨事が発生した時から6カ月が経って沈没事件の関連者処罰はおろか、真相さえ正しく究明することができない有名無実の特別法が制定されなければならなかった。