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そこで「安保報告書」というものが発表されたが、かいらいは報告書で「北の核・ミサイル高度化によって最悪の安保危機」が醸成されているとし、それに対する対応策を列挙した。

4日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これはわれわれにかこつけて「安保危機」を鼓吹して北侵戦争策動を合理化し、外部勢力と結託して同族を武力で害するための凶悪な陰謀策動の所産であると明らかにした。

論評は、「安保報告書」は何の現実的可能性もないあらゆるごちゃまぜをかき集めておいた時代錯誤の対決シナリオ、愚かな自滅シナリオであると主張した。

また、かいらい逆賊一味が持ち出した「安保報告書」というものは、われわれの強大無比の軍事的威力に恐れおののいたあまり、自分らの軍事的劣勢と脆弱性を覆うためのぼろにすぎないとし、次のように強調した。