ペルー駐在の北朝鮮大使が、ウルグアイ外務省から入国ビザの発給を拒否されていたことがわかった。ウルグアイのエル・オブセルバトール紙が報じた。
ペルー駐在のキム・ハクチョル北朝鮮大使は、ウルグアイの与党連合、拡大戦線から新議長就任式への招待を受け、先週、ウルグアイ大使館に入国ビザを申請した。これに対して、ウルグアイのノボア首相は「発行を拒否せよ」との命令を発した。
ノボア首相は「国連安保理と人権理事会が、北朝鮮の核実験と人権問題を非難している中での入国は適切ではない」と述べた。一方で、ウルグアイ政府筋は、自国が安保理議長国を務める今年5月に、キム大使が入国するのは非常にまずいと語っている。