北朝鮮の国営航空会社、高麗航空は3月28日から平壌と中国の丹東を結ぶチャーター便を就航させたが、運航は5月いっぱいで終了する見通しだ。韓国の聯合ニュースが報じた。
中朝国境地域の情報筋によると、中国民航局は、高麗航空に対して平壌丹東線の運航許可を出したが、その期間は昨年11月から今年5月末までだ。しかし、就航は5ヶ月もずれ込んだ。集客が思うようにいかなかったからだ。
遼寧省の各旅行会社は、この路線を使った北朝鮮ツアーを販売してきたが、売れ行きが芳しくなかった模様だ。3月28日の就航初日には、73人乗りのアントノフ148型機が投入され、50人ほどが搭乗したが、ほとんどが下見目的の旅行会社の代表たちだったという。