しかし今回は、誰に情報を伝えたのかを拷問で聞き出されたという。過酷な拷問に耐え切れなかったチョン氏は、脱北した友人のキム氏との通話を告白した。
北朝鮮では保安当局の許可なしで、海外に居住する者との通話は禁止されている。
これを違反した人は『民族反逆者』または政治犯として転落するしかなく、配偶者や子供は勿論、8等親以内の親戚や近い友人まで政治犯として扱われる可能性がある。
放送は現在、銃殺されたチョン氏の家族、親族、友人は大きな不安を抱えながら食事もままならない生活をしていると伝えた。
国境地帯で1万人以上
ただ単にチョン氏を知っているからでなく、チョン氏との会話がチョン氏を介し韓国へ伝わっているのではないか、またチョン氏が保安当局へこの様な事実を自白し、火の粉が飛んでくるのではとの不安を感じているからだ。
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