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しかしこの列車、今は運休となってしまったため、北朝鮮は油田のあるチュメニやモスクワ近郊など、ロシア西部に多くの労働者を送り込むために、中国ルートを復活させたものと見られる。

これと関連し、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)も、北朝鮮とロシアの両国は、平壌での実務会議で労働者派遣問題について議論し、国際社会の批判に逆らう形で、北朝鮮からの労働者派遣を拡大する計画を持っているものと思われると報じている。

中国の対北朝鮮情報筋は、安い労働力を求めるロシアがある限り、北朝鮮は労働者の派遣先探しに困らないだろうと見ている。丹東経由のルートを復活させたのも、派遣する労働者の数が多いことを示していると述べている。