咸鏡北道の情報筋は、「中国が国連安保理の対北朝鮮制裁に同調して北朝鮮産の石炭の輸入を停止したことに対する報復措置だと理解している」と述べた。
この措置により、鉱山労働者とその家族は困窮に追い込まれている。彼らは一般労働者の20倍もの給料と、潤沢な配給を受け取るなど、非常に厚遇されてきたが、今回の輸出停止により、配給が止まってしまったからだ。
(関連記事:平均月収の20倍の高給取りが羨ましがられない北朝鮮の事情)輸出停止がいつまで続くかわからず、労働者たちはこのまま耐えて待つか、諦めて別の仕事につくか、もどかしい思いをしつつも決断を下せずにいると情報筋は伝えた。