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ロシアで20年近く暮らしてきた北朝鮮労働者が逮捕され、本国に強制送還される危機に直面していたが、裁判所は強制送還命令を覆す決定を下した。

ロシア・サンクトペテルブルクのオンラインニュースサイト「フォンタンカ」によると、フランスのストラスブールにある欧州人権裁判所(ECHR)は6日、ロシア政府に対して脱北者チェ・ミョンボクさんの強制送還を、審理が終わるまで禁止する決定を下した。

さらに、ロシアのレニングラード州裁判所(高裁)は9日、控訴審で、チェさんを国外追放するとした1審の判断を覆し、この命令を取り消す決定を下した。同時に捜査の中断も命じた。