科協は総連の中でも別格の組織。そのトップの葬儀から締め出されたことに、許宗萬議長は大きなショックを受けたようです」
訃報には、「告別式は家族葬儀で1月4日に厳粛に挙行された」とあるのみで、詳細は伝えられていない。葬儀から朝鮮総連関係者をシャットアウトされた理由は、「総連内部でも説明されてない」(前出の関係者)という。
説明されてないのは、説明できない理由があるからだろう。普通に考えれば、科協という「別格の組織」のトップの死に際して、総連が拒絶される理由は見当たらない。何かあったとすれば、殊勲者の最期の選択が、「総連との決別」であったということなのだろうか。